昔の基板屋さんという仕事

 この写真は、秋葉原のラジオデパート3階にあるアキバジャンクスさんの看板です。店長さんにはいつもお世話になっております。アキバジャンクスさんは、PCを中心としたジャンク屋さんです。これからの資源が枯渇する地球を支えている環境にやさしいお店です。でも、今回はアキバジャンクスさんの宣伝ではありません。店長ごめんなさい。この看板、かっこいいでしょ!看板が基板のデザインです、そう今回は基板です。

 前回、私ごとでグヤトーンこと東京サウンド社の思い出を書かせていただきましたが、その後についた仕事が基板屋さんでした。私は今でも基板の仕事を行なっていますが、大きな企業ではOrCADやCR8000のお仕事が多いですね。しかし、個人的に基板を起こすとなるとCADLUSです。製造は、P板.COMさんです。お安くて、早くて、安心です。

 上の赤い基板は、数年前に起こしたマルチバンドディストーションの基板です。暫くお蔵入りでしたが、記憶していた方がいて、最近出してきました。キット化しようかと思っています。

 今では、CADで回路図を書き、レイアウトもパターン作成もCADで出来上がってしまします。あとは、基板屋さんにデータを送るだけです。しかし、私がグヤトーンを退職後に務めた基板屋さんの時代はだいぶ違っていました。大企業では、すでにCADで製作していましたが私の務めた会社では、まず回路図は、回路設計者が手書きで書き、それを元に基板屋さんは紙の上でレイアウトを製作します。次に、完成サイズの2倍サイズの透明フィルムにランドなどのレタリングシールを貼ってパターンを描きます。このフィルムが完成すると版を起こして、フォトレジストといった手順でした。私が務めた基板屋さんではよくCPUが数個乗るようなアーケードゲーム用の大きな基板の製作をしていました。DIPのICピッチ間にラインを2−3本通すような設計を手作業で行うのですから、今のCAD頼みとはかなり違い個人の能力差が出る作業でした。私の仕事の手間では、社長にずいぶんご迷惑をおかけしたと思います。ごめんなさい。しかし、その僅か1ー2年でこの会社も全ての製作は、OrCADに取って代わりました。そんな時代でした。80年代の初めの頃の話です。

MEGMIL Instruments

日本で最初のエレキギターメーカーGuyatoneからスタートして、さまざまな仕事をしてきました。回路・基板設計、型ものデザイン、DTP、WEBデザイン、動画制作・・・。現在は、さまざまな会社でWEB、チラシ、店舗の新聞、キャラクタデザインなどをしています。最新!アナログ・エフェクター設計中!先祖返り!/MEGMIL Instruments/Kouichi Itoh

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