回路設計という仕事をしたいと思ったのは、やはり初歩のラジオを愛読、半田付け好きだったからでしょう。回路図を見ては、半田付け、部品買いといった小学生でした。中学に入るとトランジスタ技術ですね。手書きでアンプやエフェクター、ミキサーを作り始め、高校に入るとオルガンを作り始めました。そうこうしている内に、大学でCPUを知るのですが、当時はまだいいお値段のものでした。でも大学の生協食堂に行くと、同級生のお友達という人がなぜか、レールでCPUを激安で売ってくれるんです。まだ、パソコンを学生が持っていない時代の話です。パソコンや携帯電話が無いこと自体が、今の若い人たちには想像できませんよね。
私の場合は、見様見真似で回路図を書き始めた頃、1ミリ方眼紙に書いていましたが、大学生くらいになると3ミリ方眼紙を愛用するようにました。社会人になり、最初に勤めたグヤトーンでトレーシングペーパーに回路図を書くことを教えてもらい、全ての回路図はトレペが原紙となり図面は青焼きで保存されていました。実際には、青焼といっても、ジアゾ焼きでしたが。(45年以上前のお話です。)
図面の管理は、このトレーシングペーパーが原図となり、図面ロッカーに保存されます。協力会社への製造依頼や修正変更などの際に、原図を青焼きで出力して送ります。今のように回路図自体がデータならそんなことは不要なのです。しかし、絶対に安心なストレージやサーバーシステムがあるならばの話ですね。それに比べれば、紙での管理は、一見面倒ですが、紙だからこそ神かもしれません。
ちなみに、私は回路図をSDカード何枚かにコピーして保存しています。







